アメリカ大統領選から一夜明けて

ドナルド・トランプ氏が勝利したアメリカ大統領選挙から一夜が明けた。金融市場がどのような反応を示すのかを注目していたが、予想に反してなんと大統領選から1日後には昨日大暴落した日経平均は猛反発して、前日比1000円以上の上げ幅となった。結果的に今日の終値は一昨日の終値を上回っていて、昨日の暴落が1日で取り返されたということになる。為替も同じで、現時点では1ドル=105円台を回復し、結果的には円安が進むことになった。そもそも、日本の市場に先立って大統領選の翌日を迎えた米国市場では株価が大幅に上昇していた。これは予想していたのとは全く逆の市場の反応だった。

昨日の記事のタイトルで、私は『トランプショック』という言葉を書いた。その言葉のとおり、トランプ氏が大統領選に勝利すれば円高・株安が進んで経済には大きな打撃になるだろうというネガティブな意味を込めて書いている。しかし、ふたを開けてみれば株式市場の動きは多くの人間が予想したのとは逆の動きを取ることになった。

私もトランプ氏の勝利は円高・株安につながるだろうと信じていて見事に予想と逆の動きになったわけだが、開き直りではなく、この予想が外れたからといって何とも思わない。株価や金融市場の動きは、このぐらい先を読めないものだということを、これまでさんざん思い知らされてきたからである。

アマチュアはもちろんのこと、金融市場で働くプロでさえ、日本時間の昨夜の米国市場の動きを事前に予測していた人は多くないだろう(昨夜の米国市場の動きがあったから、今日の日本市場の反発はある程度予測できただろうが…)。おそらく、今日の株価の続落を予想して、それを前提とした株取引をしていた人は、大きな損失を被ったことだろう。レバレッジを使った取引きでそのような動きをした人であれば、相当な損失を出した人も少なからずいたのではないだろうか。

だらだら書いてきたが、結論として言いたいことは今までと一緒で、このような先の読めない市場の動きを前提として、株の売買で利益を得るのはやっぱり難しいということである。

ということで、だいぶ寄り道をしたので、そろそろ配当重視の株式投資の話を始めてみようかと思う。