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保有銘柄と配当(その2)

さて、前回の記事で保有している株式を書いたが、配当を主な目的として購入した株式は、配当利回りが3%台半ばであることに加えて、かんぽ生命とキャノン以外は1単位株の購入費用が10万円台の株式であるという共通項がある。

配当目的で購入する株式を探す場合、購入時の評価額が低いほうが、それだけ配当利回りが相対的に高くなりやすい。もちろん、単純に株式の購入費用が低くて済むというメリットもある。さらには、もともとの購入時の評価額が低いということは、その後の株価の変動に対して、仮に値下りしたとしても限度があり、極端な損失が出にくいということも言える。例えば、1,105円(単位株あたりの金額は110,500円)で購入した第一生命は、(まずないとは思うが)もし仮にこの企業が経営破綻して株式が紙くずになったとしても、損失額は11万円強ということになる。一方で、293,000円をかけて購入したキャノンの株は、もしこれが紙くずになった場合には30万円近い損失が出ることになってしまう。

経営破綻のような事態になれば配当ももらえなくなるわけで、そんな想定をしているわけではもちろんないが、最悪の想定をした場合に、もともとの購入金額が低いほうがリスクが少ないのは事実であろう。今後、配当目的で株式を追加購入することを検討する際にも、まずは高配当利回りかつ株式の評価額が比較的低い銘柄を狙っていこうと思っている。

さて、とはいえ私が保有している株式の中ではキャノンの配当利回りダントツで高く、5%を超えている。だとすると、他の銘柄をすべて売却して、キャノンの株式を買えば、もらえる配当の金額をより高くすることができるのは明らかである。しかし、やはりリスク分散の観点からも、特定の銘柄に株式を集中させるのは危険なため、できるだけ様々な銘柄に分散して投資をするというスタンスは変えてはいけないと考えている。