株式配当の現状

今朝の日経新聞の一面に出ていたが、2016年度の配当総額は11兆8000億円で過去最高となり、リーマンショック当時と比較すると倍増するそうである。企業の業績が悪ければ当然配当を増やす余裕はないわけで、それだけ日本企業の業績が上向いてきたということを示しているのだろうと思う。ちなみに、このうち個人投資家向けの配当額は約2兆円だそうで、もう少し自分にも分けてもらいたいというのが本音である(笑)。

この先、配当が好調な状況がどこまで続くのかを予想することは難しいが、日経の記事を鵜呑みにすれば、長期投資家をつなぎとめるためにも今後も配当性向を高めていく可能性は十分にあるようである。ただし、これはあくまで日経新聞のいうことを信じればという前提であって、本当にそのようになるかどうかを判断するのは自己責任で考えなくてはいけない。さんざん書いてきた通り、アメリカのトランプ政権の抱えるリスクが、この先経済を直撃するようなことがあれば、一気に企業業績が降下して、それに付随して配当も下がり始めるかもしれない。

とはいうものの、現状では配当が高い水準であることは事実である。今の水準であれば、3%台以上の配当利回りの銘柄を見つけるのもそれほど難しいことではない。会社そのものの業績にかかわらず、国際政治や地政学リスクによって株価が左右されることは避けられないが、その中でも比較的経営が安定していて、かつ、高配当が期待できる銘柄を保有するには、いいタイミングなのかもしれない。ただ、株価そのものが高いので、新規の株式を購入するのが難しいというのも確かではあるが・・・。